外壁のひび割れ、放っておいて大丈夫?|「幅0.3mm」で分かる見分け方と直し方

土居建装|堺市美原区・大阪南部の外壁・屋根塗装
※営業電話は一切お断り。個人のお客様のお見積もりのみ承ります。

外壁に細い線が入っている。これって大丈夫なの?

外壁のひび割れ(クラック)は、点検に伺うとほぼ毎回見つかります。ただ、ひび割れには「様子見でいいもの」と「早く手を打つべきもの」があるので、全部を怖がる必要はありません。

大事なのは、その見分け方です。この記事では、20年以上現場を見てきた私が、ひび割れの種類・自分でできる見分け方・放っておくとどうなるか・どう直すかをお話しします。

この記事の内容

1. ひび割れは大きく2種類
2. 見分け方は「幅0.3mm」
3. 自分でできる確認方法
4. ひび割れが出やすい場所
5. 放っておくとどうなる?
6. ひび割れの直し方(塗装工事でやること)
7. 自分でコーキングしてもいい?
8. まとめ・無料相談

1. ひび割れは大きく2種類

ヘアークラック(髪の毛のような細いひび)

幅0.3mm未満の細いひび。塗膜の表面だけに入っていることが多く、塗料の経年劣化や乾燥収縮で出ます。すぐに雨水が入るものではありませんが、塗り替えのときにきちんと処理が必要です。

構造クラック(幅の広い・深いひび)

幅0.3mm以上、深さ5mm以上あるひび。塗膜だけでなく、下地(モルタルやサイディング本体)まで割れている状態です。地震・地盤の動き・建物の揺れなどで出ます。ここから雨水が入り、内側を傷めるので早めの対処が必要です。

ほかにも、前に塗った塗膜だけがひび割れる「塗膜クラック」、サイディングの目地やサッシまわりのシーリング(ゴム状の部分)が切れる「シーリングの割れ」などがありますが、お客様が見分けるうえでは、まず上の2つを覚えておけば十分です。

2. 見分け方は「幅0.3mm」

私たち職人が現場で使っている目安が「幅0.3mm」です。

0.3mm未満 → ヘアークラック。塗り替えのときに一緒に処理
0.3mm以上 → 要注意。早めに点検。補修してから塗装

0.3mmというのは、だいたいシャープペンの芯(0.5mm)より細いか太いかくらいの感覚です。名刺の厚さ(約0.2〜0.3mm)が入るかどうかでも判断できます。

3. 自分でできる確認方法

確認のしかた

① ひびの横に名刺(または0.5mmのシャープペンの芯)を当ててみる
② 名刺の角がひびに入る/芯より太い → 0.3mm以上の可能性
③ ひびの長さと、どこにあるかをスマホで写真に撮っておく
④ 手で触って、ひびの周りの壁が「浮いて」いないか(ペコペコしないか)確認

写真は必ず撮っておいてください。ひびは少しずつ伸びるので、半年後・1年後に同じ場所を撮って比べると、動いているひびかどうかが分かります。これは私たちが点検するときにも、とても助かる情報です。

注意:2階の壁やベランダの外側は、無理に見に行かないでください。地上から見えるところ、窓から手が届くところだけで十分です。高いところは点検のときに私が確認します。

4. ひび割れが出やすい場所

・窓(サッシ)の四隅 → 一番多い。斜めにひびが走る
・壁と壁のつなぎ目・出隅(角)
・基礎と壁の境目
・換気口・配管まわり
・増築した部分との境目
・サイディングの場合は目地のシーリングと、釘を打った場所

特に窓の四隅から斜めに入るひびは、モルタル外壁でよく見ます。建物が揺れたときに力が集まる場所なので、ここは点検のときに必ず見るポイントです。

5. 放っておくとどうなる?

① ひびから雨水がしみ込む
↓
② 水が乾いたり凍ったりを繰り返して、ひびが広がる
↓
③ ひびの周りの塗膜が浮く・はがれる。壁の内側にコケやカビ
↓
④ モルタルが浮いて落ちる/サイディングが割れる
↓
⑤ 壁の中の防水シート・下地・柱まで水が回り、雨漏りやシロアリの原因に

ヘアークラックでも、年数がたって塗膜が弱ると(チョーキングが出ている壁など)、そこから水を吸うようになります。「細いから大丈夫」ではなく「細いうちに塗り替えで処理する」のが一番安く済みます。

6. ひび割れの直し方(塗装工事でやること)

ひび割れは、上から塗料を塗るだけでは直りません。塗装の前に「下地処理」として補修します。私の現場では、ひびの種類ごとにやり方を変えています。

ヘアークラック(0.3mm未満)

高圧洗浄で汚れを落としたあと、ひびを埋める力のある「微弾性フィラー」という下塗り材をしっかり厚めに塗り込んで、ひびを埋めます。そのうえで中塗り・上塗りをします。

構造クラック(0.3mm以上)

ひびの部分をVの字(またはUの字)に削って広げ(Vカット)、中をきれいにしてプライマーを塗り、補修剤(充填剤)を奥までしっかり充填します。補修剤はひびの状態に合わせて、シーリング材や補修用のモルタルなどを使い分けます。そのあと表面を平らにならし、下塗り・中塗り・上塗りをします。表面だけふさいでも中で動くので、奥まで埋めるのがポイントです。

サイディングの目地・サッシまわりのシーリング割れ

古いシーリングを取り除いて新しく入れ直す「打ち替え」が基本です。塗装と同時にやると足場を1回で済ませられます。

この下地処理は、塗り終わると見えなくなる部分です。だからこそ、ここを手を抜くかどうかで、5年後の壁が変わります。「見えないところほど丁寧に」を、私は現場で一番大事にしています。

7. 自分でコーキングしてもいい?

ホームセンターのコーキング材でひびを埋めるお客様もいらっしゃいます。応急処置としてはありです。ただ、いくつか知っておいてほしいことがあります。

・表面だけ埋めても、奥に水が残っていると中で広がる
・塗装できないタイプ(シリコン系)のコーキングを使うと、あとで塗料がのらず、その部分だけはがれる
・きれいに埋めないと、塗り替えのときにそれを全部はがす手間(費用)がかかる

もし応急処置をするなら、「変成シリコン」または「ウレタン系」と書いてある、塗装可能なタイプを使ってください。そして、写真を撮ってから埋めてください。埋めてしまうと、点検のときに元の状態が分からなくなります。

8. まとめ

・ひび割れは「幅0.3mm」が目安。名刺の角が入るなら要注意
・細いひび(ヘアークラック)は塗り替えのときに一緒に処理
・太いひび(構造クラック)はVカットして補修剤を奥まで充填してから塗装
・出やすいのは窓の四隅・壁の角・基礎との境目
・放っておくと雨水が入り、塗装だけでは直らなくなる
・写真を撮っておく。高いところは自分で見に行かない

ひびの写真を送ってもらえれば、目安をお伝えします

点検・お見積もりは無料です。
20年以上、現場を見てきたこの目で、お家を診断します。
一級塗装技能士が一貫して施工いたします。

LINEで写真を送って相談する

お電話:090-5175-9407(8:00〜18:00)

メール:doikenso035@gmail.com

※営業電話は一切お断り。個人のお客様のお見積もりのみ承ります。

土居建装(大阪府堺市美原区)|対応エリア:大阪府南部を中心に関西一円

LINEで無料相談 電話する
※営業電話は一切お断り。個人のお客様のお見積もりのみ