カテゴリー: 外壁塗装

  • 外壁の種類別の注意点|サイディング・モルタル・ALC・タイル、うちの壁はどこを見ればいい?一級塗装技能士が解説

    営業電話は一切お断りしています。個人のお客様のみ/お見積もり無料
    外壁塗装の基礎知識

    外壁の種類別の注意点

    サイディング・モルタル・ALC・タイル、うちの壁はどこを見ればいい?一級塗装技能士が解説

    執筆:土居建装 代表 土居(一級塗装技能士・現場歴20年以上)

    「うちの外壁って、何でできてるの?」
    「サイディングとモルタル、塗り替えで何が違うの?」

    外壁は、材料によって傷み方も、見るべき場所も、塗装のやり方も違います。同じ「外壁塗装」でも、サイディングとモルタルでは工事の中身が変わります。

    この記事では、堺市で外壁・屋根塗装をしている土居建装が、よくある5種類の外壁の見分け方と、それぞれ「どこを見れば傷みが分かるか」「塗装で気をつけること」を、現場の目線でお伝えします。

    この記事の内容

    1まず「うちの壁」はどれ?見分け方

    2窯業系サイディング:目地のシーリングが命

    3金属サイディング:サビとへこみ

    4モルタル:ひび割れ(クラック)を見る

    5ALC:目地と水の吸い込み

    6タイル:塗らない。目地と浮きを見る

    75種類の比較表

    8まとめ

    →無料相談はこちら

    まず「うちの壁」はどれ?見分け方

    まず、ご自宅の外壁がどれかを知るところからです。近くで見ると、だいたい見分けがつきます。

    外壁の種類見た目の特ちょう見分けるコツ
    窯業系(ようぎょうけい)サイディング板を貼り合わせた壁。レンガ調・石目調・木目調など柄が豊富縦にゴムのような目地(シーリング)が一定間隔で入っている。今の家の7割以上がこれ
    金属サイディング金属の板。表面がつるっとしていて軽い叩くと金属の音がする。継ぎ目が少ない
    モルタル継ぎ目のない一枚の壁。ざらざら・でこぼこの吹き付け仕上げが多い目地がない。築25年以上の家に多い
    ALC厚いコンクリートのパネル。表面はモルタルに似ている目地が縦横に格子状に入っている。パネル1枚が大きい
    タイル焼き物のタイルを貼った壁表面が硬く、ツヤがあり、水をはじく

    迷ったときは、壁の写真(全体と、目地のアップ)を送ってもらえれば、写真で判断できます。

    窯業系サイディング:目地のシーリングが命

    窯業系サイディングは、セメントに繊維を混ぜて板にした外壁です。板の表面には工場で塗装がしてあり、その塗装が切れると板が水を吸って傷みます。

    見るところ

    ✓
    目地のシーリング(コーキング)ひび・やせ・はがれ・切れ。塗装より先にシーリングが切れることが多い(7〜10年が目安)
    ✓
    板の反り・浮き板の端が浮いている、釘が浮いている。水を吸って反った証拠
    ✓
    チョーキング(手に白い粉がつく)表面の塗装が終わっている合図
    ✓
    板の割れ・欠け釘のまわり、窓のまわりに出やすい

    塗装で気をつけること

    シーリングの打ち替えとセットで考えるのが基本です。外壁だけ塗ってシーリングを残すと、目地から水が入って、せっかくの塗装の内側から傷みます。また、板の表面が「光沢のある特殊な塗装(無機系・光触媒など)」の場合は、専用の下塗りでないと塗料がくっつきません。

    現場からの本音

    サイディングの家で一番多い相談が「壁は大丈夫そうだけど、目地が切れている」です。実は、それが正解の見方です。サイディングは目地から傷む。目地を見て切れていたら、塗り替えの時期が近いと思ってください。

    金属サイディング:サビとへこみ

    金属サイディングは、鉄やアルミの板の裏に断熱材が入った外壁です。軽くて丈夫ですが、金属なのでサビと傷が弱点です。

    見るところ

    ✓
    サビ(特に下の方・切り口・傷のところ)赤サビが出たら塗装が切れている。白サビ(アルミ)も同じ
    ✓
    へこみ・傷物が当たったところから塗装がはがれ、サビが広がる
    ✓
    継ぎ目・角のシーリング数は少ないが、切れると水が入る

    塗装で気をつけること

    サビをしっかり落として、金属用の下塗り(サビ止め)を塗ることが一番大事です。ここを省くと、上の塗料がすぐにはがれます。表面がつるつるなので、密着させる下塗りの選び方も重要です。

    モルタル:ひび割れ(クラック)を見る

    モルタルは、砂とセメントを混ぜて塗った、継ぎ目のない外壁です。築25年以上の家に多く、ひび割れ(クラック)が最大の弱点です。

    見るところ

    ひびの幅呼び方どうするか
    0.3mm未満(髪の毛くらい)ヘアクラック塗装で埋められる。下塗りにひびを埋めるフィラーを使う
    0.3mm以上構造クラック塗装だけではふさげない。ひびをVカットしてシーリングで埋めてから塗る
    壁を押すとふかふか・浮いている浮き・はく離塗装の前に、浮いた部分を落として塗り直す必要がある

    塗装で気をつけること

    ひびの幅で工事の中身が変わるので、現地調査でひびの幅を測ることが大事です。見積書に「クラック補修」の項目があるかどうかも見てください。また、フッ素や無機のような硬い塗料は、モルタルの動きについていけず割れることがあるので、ひびの多い家は弾性のある塗料を選ぶ方が安心です。

    現場からの本音

    モルタルの家で「ひびが気になる」と言われたら、まず幅を測ります。ヘアクラックなら塗装で十分、0.3mmを超えていたら補修が要る。ここを見ずに「塗れば大丈夫」と言う業者は、あとでひびが浮いて出てきます。

    ALC:目地と水の吸い込み

    ALC(軽量気泡コンクリート)は、中に小さな気泡がたくさん入った厚いコンクリートのパネルです。丈夫で燃えにくい反面、気泡があるので、塗装が切れると水をよく吸います。

    見るところ

    ✓
    パネルの目地(縦横の格子)ひび・やせ・はがれ。目地の数が多いので、ここから水が入りやすい
    ✓
    表面の白い粉・色あせ塗装が終わり、水を吸い始めている合図
    ✓
    パネルの欠け・ひび角や窓まわりに出やすい
    ✓
    コケ・藻北面や日陰。水を吸っている証拠

    塗装で気をつけること

    ALCは目地の量が多いので、シーリングの費用がサイディングより大きくなりがちです。また、水を吸いやすいので、下塗りをしっかり吸わせて、塗膜で水を止めることが大事です。

    タイル:塗らない。目地と浮きを見る

    タイルの外壁は、焼き物なのでタイルそのものは塗装しません。塗る必要がないのがタイルの良さです。ただし、「メンテナンスがいらない」わけではありません。

    見るところ

    ✓
    目地(タイルとタイルの間)ひび・やせ。ここから水が入って、裏のタイルが浮く
    ✓
    タイルの浮き・はがれ叩くと軽い音がする。落ちると危険
    ✓
    サッシまわりのシーリングここは塗装ではなくシーリングの打ち替え

    気をつけること

    タイルの家の工事は、目地の補修・浮いたタイルの貼り直し・シーリングの打ち替えが中心です。「タイルを塗装しましょう」と言われたら、理由を聞いてください。

    5種類の比較表

    外壁塗り替えの目安要注意の症状塗装のポイント
    窯業系サイディング10〜15年目地の切れ、板の反りシーリング打ち替えとセット。表面の種類に合う下塗り
    金属サイディング10〜15年サビ、へこみサビ落としと金属用の下塗り
    モルタル10〜15年ひび割れ、浮きひびの幅を測って補修。弾性のある塗料
    ALC10〜15年目地の切れ、水の吸い込み目地が多い。下塗りで水を止める
    タイル塗装は不要目地の切れ、タイルの浮き塗らずに目地・浮き・シーリングの補修

    土居建装の場合

    現地調査では、まず外壁の種類を確かめて、その外壁で傷みやすい場所を重点的に見ます。サイディングなら目地、モルタルならひびの幅、金属ならサビ。見た結果は写真つきでお渡しし、見積書には「何を補修して、どの下塗りを使うか」まで書きます。

    まとめ

    ✓
    外壁は5種類。まず「うちの壁」がどれかを知る目地の入り方で見分けられる
    ✓
    サイディングとALCは目地、モルタルはひび、金属はサビを見る外壁ごとに傷みやすい場所が違う
    ✓
    塗装の中身は外壁で変わる。下塗りと補修が要見積書に補修の項目があるか
    ✓
    タイルは塗らない。目地と浮きを補修する「タイルを塗る」と言われたら理由を聞く

    「うちの壁がどれか分からない」「この症状は大丈夫?」という方は、壁の写真(全体と、目地やひびのアップ)を送ってください。外壁の種類と、今どのくらい傷んでいるかを見てお伝えします。

    無料相談・無料お見積もりはこちら

    写真を送っていただくだけでも、おおよその状態と費用感をお答えします。
    しつこい営業は一切しません。

    LINEで相談する写真を送るだけでOK・24時間受付090-5175-9407お電話はこちら(現場中は折り返します)

    ※営業電話は一切お断りしています。個人のお客様のみ、お見積もり無料です。

    メールで問い合わせるdoikenso305@gmail.com
    土居建装|大阪府堺市美原区対応エリア:堺市・大阪府南部を中心に関西一円
    一級塗装技能士・足場作業主任者・有機溶剤・アスベスト・ハーネス
    土
    この記事を書いた人:土居建装 代表 土居

    現場歴20年以上の一級塗装技能士。現地調査から足場・塗装・引渡し後の点検まで、すべて自分の手で行っています。「見えないところほど丁寧に」が信条です。

    © 土居建装 大阪府堺市美原区平尾2509-5

  • 外壁の色選びで失敗しないコツ|色見本と仕上がりが違う理由、汚れが目立たない色、ツヤの決め方を一級塗装技能士が解説

    営業電話は一切お断りしています。個人のお客様のみ/お見積もり無料
    外壁塗装の基礎知識

    外壁の色選びで失敗しないコツ

    色見本と仕上がりが違う理由、汚れが目立たない色、ツヤの決め方を一級塗装技能士が解説

    執筆:土居建装 代表 土居(一級塗装技能士・現場歴20年以上)

    「カタログで選んだ色なのに、塗ってみたら思ったより明るかった」
    「せっかく塗ったのに、2年で汚れが目立ってきた」

    外壁塗装で、工事が終わってから一番後悔が多いのが色選びです。塗料のグレードや工事の中身は職人が責任を持てますが、色だけはお客様に決めていただくもの。だからこそ、決める前に知っておいてほしいことがあります。

    この記事では、堺市で外壁・屋根塗装をしている土居建装が、色見本と仕上がりが違って見える理由、汚れが目立ちにくい色、ツヤの決め方、失敗しない決め方の順番を、現場の目線でお伝えします。

    この記事の内容

    1色選びの失敗で一番多いのは「思ったより明るい・派手」

    2色見本は小さいほどウソをつく(面積効果)

    3汚れが目立ちにくい色・目立つ色

    4白・黒・原色を選ぶときの注意

    5ツヤあり?ツヤなし?

    6屋根・サッシ・玄関ドアとの組み合わせ

    7失敗しない色の決め方(順番)

    8まとめ

    →無料相談はこちら

    色選びの失敗で一番多いのは「思ったより明るい・派手」

    塗り替えのあとに「イメージと違った」と言われるとき、ほとんどは「思ったより明るい」「思ったより派手」です。「思ったより暗い」はめったにありません。

    理由は2つ。1つは、色は面積が大きくなるほど明るく・鮮やかに見えること。もう1つは、カタログは室内の照明で見て、外壁は太陽の光の下で見ることです。どちらも、仕上がりを実物より暗く想像させる方向に働きます。

    現場からの本音

    色は塗ってしまうと戻せません。塗り直すには、もう一度足場を組んで、もう一度3回塗る費用がかかります。だから土居建装では、色決めに一番時間をかけてもらうようにしています。急いで決めて得することは1つもありません。

    色見本は小さいほどウソをつく(面積効果)

    同じ色でも、小さい面積と大きい面積では違って見えます。これを「面積効果」といいます。

    見る大きさ見え方注意
    カタログの色見本(2〜3cm角)実際より暗く・地味に見えるこれだけで決めない
    A4サイズの見本板だいぶ近づくが、まだ少し暗く見える必ず屋外で、壁に当てて見る
    実際の壁(1軒分)一番明るく・鮮やかに見えるこれが本当の仕上がり

    対策は簡単で、「気に入った色より、1段階か2段階暗い(落ち着いた)色を選ぶ」ことです。特に明るい色・鮮やかな色ほど、この差が大きく出ます。

    もう1つ大事なのが、見本板は屋外で、太陽の光で、壁に当てて見ること。室内の照明の下で見た色と、外で見た色は別物です。できれば、晴れの日と曇りの日、朝と夕方で見比べてください。

    汚れが目立ちにくい色・目立つ色

    外壁の汚れは、雨に混じったホコリ・排気ガス・コケが主です。汚れそのものは薄い灰色〜黒っぽい色なので、それに近い色ほど目立ちません。

    汚れの目立ちにくさ色理由
    ◎ 目立ちにくい薄いグレー、ベージュ、アイボリー、薄いブラウン汚れの色に近い。色あせも目立ちにくい
    ○ ふつう濃いグレー、濃いブラウン、グリーン系汚れは目立たないが、色あせ・白っぽいスジが出やすい
    △ 目立ちやすい真っ白、真っ黒、赤・青などの原色白は黒い汚れが、黒は白い汚れ(雨だれ・チョーキング)が目立つ

    迷ったときは、薄いグレー・ベージュ系が一番失敗が少ないです。どんな屋根・サッシとも合わせやすく、10年後に見ても古く見えにくい色です。

    白・黒・原色を選ぶときの注意

    ✓
    真っ白きれいだが、雨だれ・コケ・排気ガスの黒い汚れが一番目立つ。白を使うなら、少しグレーやベージュが入った「オフホワイト」に
    ✓
    真っ黒・濃紺引き締まって見えるが、熱を吸って外壁の温度が上がりやすい。色あせ・チョーキングが白く目立つ。汚れは意外と出る
    ✓
    赤・青・黄などの原色色あせが早い。塗料の中でも原色は紫外線に弱い色が多い。面積効果で一番「派手になりすぎた」が起きやすい
    ✓
    流行の色10年以上つき合う色。今の流行より、10年後にも古く見えないかで考える

    現場からの本音

    濃い色・原色は、塗料メーカーの「標準色」に入っていないことが多く、特注の調色になって値段が上がることがあります。また、濃い色は塗料によっては「この色は対応できません」と言われることもあります。決める前に、その色がその塗料で出せるか確認します。

    ツヤあり?ツヤなし?

    外壁の塗料は、ツヤの強さを選べるものが多いです。ツヤあり・7分ツヤ・5分ツヤ・3分ツヤ・ツヤ消しといった段階があります。

    ツヤ見た目長持ち・汚れ
    ツヤあり光沢がある。新築のように見える。人によっては「テカテカして安っぽい」と感じる一番汚れにくく、一番長持ち。表面がなめらかで汚れがつきにくい
    7分〜5分ツヤ少し光る程度。落ち着いて見えるツヤありよりやや落ちるが、十分
    3分ツヤ〜ツヤ消しマットで上品。塗った感じが出ないツヤを消す材料を混ぜるぶん、汚れやすく、やや耐久性が落ちることがある

    ツヤは2〜3年でだんだん落ちてきます。「ツヤありは光りすぎでは」と心配される方が多いですが、塗った直後が一番強く、自然に落ち着いていきます。長持ちを優先するなら、ツヤありか7分ツヤをおすすめしています。

    屋根・サッシ・玄関ドアとの組み合わせ

    外壁の色は単体で決めるものではなく、屋根・サッシ(窓枠)・玄関ドア・雨樋との組み合わせで決まります。今回塗り替えないものの色に合わせるのがコツです。

    ✓
    サッシ(窓枠)の色を先に見るサッシは塗り替えないことがほとんど。白・シルバー・ブラック・ブロンズ。この色と喧嘩しない外壁色を選ぶ
    ✓
    屋根との相性屋根も同時に塗るなら、屋根は外壁より濃い色にすると落ち着く。屋根が明るいと家が軽く見える
    ✓
    2色使いは「上下」か「凹凸」で分ける1階と2階で分ける、出っ張った部分だけ変える。同じ系統の濃淡にすると失敗しにくい。まったく違う色の組み合わせは難しい
    ✓
    付帯部(雨樋・破風・軒天)の色ここは外壁と屋根の間をつなぐ色。サッシの色に合わせるとまとまる
    ✓
    近所の家との調和地域によっては景観の決まりがあるところも。極端に浮く色は避ける

    失敗しない色の決め方(順番)

    土居建装で色を決めていただくときは、この順番で進めています。順番を飛ばさないのが一番の失敗防止です。

    順番やることポイント
    1カタログ・施工写真で好きな系統を3つくらいに絞るここではまだ決めない
    2A4の見本板を取り寄せる塗料メーカーから無料で取り寄せられる
    3見本板を屋外・壁に当てて見る。晴れ・曇り・朝・夕室内では見ない
    4気に入った色の1段階暗い色も一緒に見る面積効果を先に見込む
    5サッシ・屋根・玄関ドアと並べて見る写真に撮って全体で見る
    6決める。色番号を見積書・契約書に書く「白っぽい色」ではなく番号で残す

    土居建装の場合

    色決めでは、A4の見本板を取り寄せて、お客様の家の壁に当てて一緒に見ます。パソコンで作ったカラーシミュレーションもお見せしますが、画面の色は実物とズレるので、あくまで「雰囲気を見るもの」とお伝えしています。最後は必ず本物の見本板で決めていただきます。決めた色は色番号で契約書に残し、「思っていたのと違う」を防いでいます。

    まとめ

    ✓
    失敗で一番多いのは「思ったより明るい・派手」色は面積が大きいほど明るく見える。1段階暗い色を選ぶ
    ✓
    見本板は屋外で、壁に当てて、時間帯を変えて見る室内の照明では別の色に見える
    ✓
    汚れが目立ちにくいのは薄いグレー・ベージュ系真っ白・真っ黒・原色は覚悟がいる
    ✓
    ツヤありが一番長持ち。ツヤは2〜3年で落ち着く長持ち優先ならツヤありか7分ツヤ
    ✓
    サッシ・屋根・玄関ドアと一緒に決める。色番号を契約書に残す外壁だけで決めない

    「この色にしたいけど、うちの屋根と合うか分からない」「見本板をどこで取り寄せればいいか分からない」という方は、家の写真と気になっている色を送ってください。職人の目で、合うかどうか・汚れが目立たないかをお伝えします。

    無料相談・無料お見積もりはこちら

    写真を送っていただくだけでも、おおよその状態と費用感をお答えします。
    しつこい営業は一切しません。

    LINEで相談する写真を送るだけでOK・24時間受付090-5175-9407お電話はこちら(現場中は折り返します)

    ※営業電話は一切お断りしています。個人のお客様のみ、お見積もり無料です。

    メールで問い合わせるdoikenso305@gmail.com
    土居建装|大阪府堺市美原区対応エリア:堺市・大阪府南部を中心に関西一円
    一級塗装技能士・足場作業主任者・有機溶剤・アスベスト・ハーネス
    土
    この記事を書いた人:土居建装 代表 土居

    現場歴20年以上の一級塗装技能士。現地調査から足場・塗装・引渡し後の点検まで、すべて自分の手で行っています。「見えないところほど丁寧に」が信条です。

    © 土居建装 大阪府堺市美原区平尾2509-5

  • 外壁塗料の種類と耐用年数|シリコン・ラジカル・フッ素・無機、どれを選べばいい?一級塗装技能士が解説

    営業電話は一切お断りしています。個人のお客様のみ/お見積もり無料
    外壁塗装の基礎知識

    外壁塗料の種類と耐用年数

    シリコン・ラジカル・フッ素・無機、どれを選べばいい?一級塗装技能士が解説

    執筆:土居建装 代表 土居(一級塗装技能士・現場歴20年以上)

    「シリコンとフッ素、何が違うの?」
    「見積もりに『ラジカル』って書いてあるけど、それって良いの?」

    外壁塗装の見積もりで、一番よく聞かれるのが塗料の選び方です。塗料のグレードで、次の塗り替えまでの年数も、今回払う金額も変わります。

    この記事では、堺市で外壁・屋根塗装をしている土居建装が、塗料の種類ごとの耐用年数と費用の目安、そして「うちはどれを選べばいいか」の考え方を、現場の目線でお伝えします。

    この記事の内容

    1塗料の違いは「樹脂」で決まる

    26種類の塗料の耐用年数と費用の目安

    3いちばん選ばれているのはシリコンとラジカル

    4フッ素・無機は、どんな人に向いているか

    5水性か油性か、1液か2液か

    6高い塗料でも長持ちしない3つのケース

    7あと何年住むかで選ぶ

    8まとめ

    →無料相談はこちら

    塗料の違いは「樹脂」で決まる

    塗料は、大きく分けると「色のもと(顔料)」と「それをつなぎとめる樹脂」でできています。シリコン・フッ素といった呼び名は、この樹脂の種類のことです。

    外壁は、毎日、紫外線と雨にさらされています。紫外線で樹脂が少しずつ壊れると、表面が粉をふき(チョーキング)、色があせ、やがて防水の力がなくなります。樹脂が紫外線に強いほど、塗膜は長持ちする。塗料のグレードの差は、ほぼこれだけです。

    つまり、「高い塗料=きれいに見える塗料」ではありません。塗った直後の見た目はどれもほとんど同じです。差が出るのは5年後、10年後です。

    6種類の塗料の耐用年数と費用の目安

    外壁によく使われる塗料は、次の6種類です。年数と金額は一般的な目安で、メーカー・商品・建物の条件で変わります。

    塗料耐用年数の目安費用の目安(1㎡あたり)今の使われ方
    アクリル5〜7年1,000〜1,800円外壁ではほぼ使われない
    ウレタン7〜10年1,700〜2,500円付帯部(雨樋など)で使うことがある
    シリコン10〜15年2,300〜3,500円一番よく使われる標準
    ラジカル制御形12〜15年2,500〜3,500円シリコンの次の定番
    フッ素15〜20年3,500〜4,800円長持ち重視の方向け
    無機20〜25年4,500〜5,500円最上位クラス

    「1㎡あたり」の金額は、下塗り〜上塗りまでの塗装の単価です。一般的な2階建て(外壁150㎡前後)なら、シリコンとフッ素の差は外壁だけでおよそ20〜30万円になります。

    現場からの本音

    耐用年数は、メーカーが試験機で紫外線や雨を当てて出した「期待値」です。実際には、日当たりの強い南面・西面は早く傷み、北面は長持ちします。同じ家でも面によって差が出ます。表の年数は「このくらいを目安に考える」数字として見てください。

    いちばん選ばれているのはシリコンとラジカル

    今の外壁塗装で一番多く選ばれているのは、シリコンとラジカル制御形です。値段と長持ちのバランスが一番良いからです。

    シリコン塗料

    長く「標準」とされてきた塗料です。実績が多く、色の種類も豊富。10年前後で塗り替えを考える方に向いています。

    ラジカル制御形塗料

    色のもと(顔料)に使われる酸化チタンは、紫外線を浴びると「ラジカル」という、樹脂を壊す物質を出します。ラジカル制御形は、このラジカルを閉じ込めて、塗膜の劣化を遅らせる工夫がされた塗料です。

    値段はシリコンと大きく変わらないのに、チョーキングが出にくく、シリコンより長持ちが期待できるのが強みです。日本ペイントの「パーフェクトトップ」がその代表です。

    土居建装の場合

    一番ご提案が多いのはラジカル制御形(日本ペイント パーフェクトトップ)です。シリコンとほぼ同じ金額で、もう一段長持ちが期待できるからです。もちろん、ご予算やご希望に合わせて、シリコン・フッ素・無機からもお選びいただけます。

    フッ素・無機は、どんな人に向いているか

    フッ素・無機は、紫外線に非常に強い樹脂を使った高耐久の塗料です。1回の工事は高くなりますが、塗り替えの回数を減らせます。

    ✓
    この先20年以上、今の家に住むつもり塗り替えの回数が減るほど、足場代(1回15〜20万円前後)も減る
    ✓
    次の塗り替えをできるだけ先にしたい高い所の多い3階建てや、足場を組みにくい家は特に
    ✓
    日当たりが強く、前回の塗装が早く傷んだ南面・西面の色あせが早かった家

    一方で、フッ素・無機は塗膜が硬いため、ひび割れの多いモルタル外壁では、建物の動きについていけずに割れることがあります。外壁の種類と状態を見てから決めるのが大事です。

    水性か油性か、1液か2液か

    見積書には、樹脂の種類のほかに「水性」「1液」などと書かれていることがあります。これも塗料の違いです。

    種類どんな塗料か特ちょう
    水性水で薄める塗料においが少ない。住みながらの工事でも安心。今の外壁は水性が主流
    油性(溶剤)シンナーで薄める塗料密着力が強く、鉄部・屋根などに向く。においは強め
    1液缶を開けてそのまま使う扱いやすく、余っても保管できる
    2液使う直前に2つの液を混ぜる硬くて強い塗膜。ただし混ぜたら数時間で使い切る必要がある

    「水性だから弱い」ということはありません。今の水性塗料は性能が上がっていて、外壁なら水性で十分なことがほとんどです。どれを使うかは、外壁の材料・場所・状態を見て職人が決めます。

    高い塗料でも長持ちしない3つのケース

    どんなに良い塗料を選んでも、次の3つのどれかがあると、書いてある年数はもちません。

    ✓
    ① 下塗りが合っていない・省かれている塗料の性能は、外壁にしっかりくっついて初めて出る。下塗りは外壁の状態で選ぶもの
    ✓
    ② 塗る量(回数・厚み)が足りない上塗り2回で決められた厚みになる。1回だと年数は半分近くになる
    ✓
    ③ シーリング(目地)が先に切れるサイディングの目地のシーリングが10年で切れると、外壁が20年もつ塗料でもそこから水が入る

    現場からの本音

    フッ素や無機を選ぶなら、サイディングの目地も高耐久のシーリング材にそろえるのがおすすめです。外壁の塗料だけ20年もっても、目地が10年で切れたら、結局10年で足場を組むことになります。「塗料だけ高いもの」は、一番もったいない選び方です。

    あと何年住むかで選ぶ

    迷ったときは、「あと何年この家に住むか」「次の塗り替えを何年後にしたいか」で考えると決めやすくなります。

    こんな方におすすめの塗料次の塗り替えの目安
    10年くらいで、また見直したいシリコン10〜15年後
    値段は抑えたいけど、少しでも長くもたせたいラジカル制御形12〜15年後
    20年以上住む。塗り替えの回数を減らしたいフッ素15〜20年後
    一番長くもたせたい。3階建てで足場代が高い無機20年以上

    土居建装の場合

    土居建装では、使う塗料に合わせて自社保証(シリコン3年/ラジカル5年/フッ素・無機7年)をお付けしています。さらに日本ペイントの対象塗料を使った工事には、塗料の発注数と塗った面積が合っていればメーカーの「グッジョブ保証」が付きます。保証の中身は、お見積もりのときに直接ご説明します。

    まとめ

    ✓
    塗料のグレードは「樹脂」の違い。紫外線に強いほど長持ち塗った直後の見た目はほぼ同じ。差は5年後、10年後に出る
    ✓
    一番選ばれているのはシリコンとラジカル制御形ラジカルはシリコンとほぼ同じ値段で、もう一段長持ち
    ✓
    フッ素・無機は、長く住む家・足場代が高い家に向くただし外壁の種類と状態を見てから決める
    ✓
    高い塗料でも、下塗り・塗る量・シーリングが悪いと長持ちしない塗料とシーリングの寿命はそろえる

    「見積もりにいろいろな塗料が書いてあって、どれが良いか分からない」という方は、見積書の写真を送ってください。塗料の名前とグレード、何年くらいもつものか、見て説明します。

    無料相談・無料お見積もりはこちら

    写真を送っていただくだけでも、おおよその状態と費用感をお答えします。
    しつこい営業は一切しません。

    LINEで相談する写真を送るだけでOK・24時間受付090-5175-9407お電話はこちら(現場中は折り返します)

    ※営業電話は一切お断りしています。個人のお客様のみ、お見積もり無料です。

    メールで問い合わせるdoikenso305@gmail.com
    土居建装|大阪府堺市美原区対応エリア:堺市・大阪府南部を中心に関西一円
    一級塗装技能士・足場作業主任者・有機溶剤・アスベスト・ハーネス
    土
    この記事を書いた人:土居建装 代表 土居

    現場歴20年以上の一級塗装技能士。現地調査から足場・塗装・引渡し後の点検まで、すべて自分の手で行っています。「見えないところほど丁寧に」が信条です。

    © 土居建装 大阪府堺市美原区平尾2509-5